広告の新常識デジタルサイネージとは?種類・メリット・利用シーン(事例)を詳しく解説

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広告の新常識デジタルサイネージとは?種類・メリット・利用シーン(事例)を詳しく解説

デジタルサイネージとは、ディスプレイやプロジェクタなどの映像機器を使った情報発信システムの総称です。

駅やスーパー、飲食店、病院、ホテルなどさまざまなところでデジタルサイネージが利用されています。

この記事では、デジタルサイネージの種類や、利用するメリットとデメリット、利用シーンについて紹介します。

広告の新常識であるデジタルサイネージとは

デジタルサイネージは日本語で”電子看板”のこと。最近では単にサイネージと呼ばれることもあります。

ディスプレイやプロジェクタなど、何らかの電子表示機器を用いた情報発信はすべてデジタルサイネージに入ります。

わかりやすい例が、駅構内の柱に設置されている電子ポスターや店舗の電子POPなどでしょう。

また広告以外の用途でも利用されており、例えばファストフード店の番号呼び出し表示や商業施設の電子案内などもデジタルサイネージです。

目にしないほうが珍しいほど、身の回りのいたるところでデジタルサイネージが使用されています。

デジタルサイネージの仕組みと種類

【仕組み】ディスプレイで情報発信するもの

デジタルサイネージは、おもに以下の4つが組み合わさって動作します。

【表示装置】
画像や動画などのコンテンツ情報を表示するディスプレイ部分。

【コントロール部】
情報やネットワークを制御する部分。

【デジタル通信部】
ネットワークを通じて情報を送受信する部分。

【ストレージ部】
情報を保存しておく部分。USBメモリやSDカードを使用する場合もあります。

【種類】3つの種類に分類される

 

デジタルサイネージは大まかに以下の3種類に分類されます。

【スタンドアロン型】
メディアプレイヤー機能付きディスプレイを使用するタイプ。USBやSDカードを差し込み、動画や静止画を再生します。ネットワーク機能はないものの、もっとも単純で安価に導入可能なデジタルサイネージ。長期間同じコンテンツを流したい場合におすすめです。

【ネットワーク型】
サーバーやクラウドにアップロードしたコンテンツを、ネットワークを通じて再生するタイプ。リアルタイムで表示変更が可能です。また複数拠点へ同じ動画や静止画を配信したい場合も稼働状況を一括管理ができて便利です。

【インタラクティブ型】
ネットワーク機能に加え、さらにタッチパネルやモーションセンサーなど外部からの動作に反応する機能が付いたタイプ。タッチパネル式の電子案内や、対象者に応じて表示を変更する自動販売機などが代表例です。商品検索機能やオーダー機能をつけたい場合にも適しています。

デジタルサイネージのメリット・デメリット

メリット3選

デジタルサイネージのメリットは次の3つです。

  • 注目されやすい
  • 情報の入れ替えがスムーズ
  • さまざまなシーンで利用できる

注目されやすい

デジタルサイネージは、従来のポスターや看板よりも通行者の目を引きやすい点がメリット。

なぜなら次のような特徴があるためです。

  • 動画や音声が流せる
  • 夜間でも明るく表示できる

動画は静止画像や文字よりも視認性が高く、より多くの人の注目を集められます。

また設置場所によっては音楽や音声も流せるため、視覚と聴覚に訴える効果的な販促施策が実施できます。

情報の入れ替えがスムーズ

ネットワーク型のデジタルサイネージなら、1箇所からのパソコン操作だけで複数のデジタルサイネージの表示内容を変更できます。

スタンドアロン型でもUSBやSDカードを付け替えるだけで済み、ポスターや看板の張り替えよりもはるかに少ない工数で情報の入れ替えが可能。手軽に最新情報を表示できます。

さらに時間帯で表示させる情報の切り替えができるため「日中と夜で別の映像を流す」といった使い方も可能です。

さまざまなシーンで利用できる

情報発信のスムーズさを活かし、マーケティング分野以外にも次のようなシーンで使われています。

  • 災害などの緊急情報の発信
  • オフィスや工場などでの社員向けの告知
  • マンション住民へのお知らせ

今まで張り紙やホワイトボードが担っていた多くはデジタルサイネージで代替できるといっても過言ではないでしょう。

デメリット3選

デジタルサイネージのデメリットは次の3つです。

  • 初期費用・修繕費用がかかる
  • 映像を準備する必要がある
  • 電源がないと使用できない

初期費用・修繕費用がかかる

デジタルサイネージを自分たちでゼロから導入しようとした場合、それなりの初期費用がかかります。

まず必須になるのがディスプレイ費用です。

  • 屋内向け:10〜40万円
  • 屋外向け:20〜80万円(防水・防塵タイプ)

サイズや設置方法、種類によって差がありますが、もっとも手軽な屋内向けスタンドアロン型で10万円前後です。

また以下が追加で必要になる場合もあります。

  • STB(セットトップボックス):1〜10万円ほど
  • CMS(コンテンツマネジメントシステム):5,000〜1万円ほど

STBはメディアプレイヤーです。ディスプレイに内蔵されていない場合は別途で用意が必要です。

CMSはコンテンツの配信スケジュールや設定を管理するシステムです。クラウドサービスを利用する場合は利用料に含まれているものが多いでしょう。

上記に加え、デジタル機器ゆえに部品の劣化や故障などで修繕費もかかります。

デジタルサイネージは短期間のレンタルもありますので、本格的な導入の前にレンタルで試してみるのも1つです。

映像を準備する必要がある

ディスプレイに表示する動画や静止画といった映像部分も必要です。すでにあるコンテンツの流用も可能ですが、外注で制作となると次のような費用がかかります。

  • 静止画:1枚1万円〜
  • 動画:1本3万円〜

ボリュームや音声の有無など内容によって費用も変動しますので、あくまで目安と考えてください。

簡単なお知らせや告知の静止画であれば、テンプレートを使っての自作も可能です。

電源がないと使用できない

デジタル機器ですので、当然ながら電源がある場所でしか使用できません。

店舗や施設内に設置するのであれば大きな問題はないでしょうが、屋外となると電源を取れる場所は限られます。

デジタルサイネージの利用シーンの例

デジタルサイネージの利用シーンを紹介します。

  • 街頭広告として
  • イベントやパーティーを楽しむ用として
  • ライブや展示会での空間演出として
  • 施設内の案内・お知らせとして
  • 移動型広告として

街頭広告として

デジタルサイネージの利用シーンとして代表的なのが広告(プロモーション)です。

ターミナル駅や繁華街では、大小さまざまなデジタルサイネージが広告に利用されています。

商業ビルなどの大型ビジョンや駅の柱巻き広告はとくに目を惹きやすく、派手な映像でPRすれば大きな広告効果が期待できるでしょう。

イベントやパーティーを楽しむ用として

各種イベントでも、リアルタイムで表示を変更できるデジタルサイネージの特徴をいかした使われ方をされています。

  • スポーツ会場の大画面で試合状況や選手の映像を表示
  • 結婚式や同窓会などのパーティで写真を表示

会場で撮った映像や写真をその場ですぐに表示可能。会場の雰囲気に合わせてタイミングよく参加者を盛り上げられます。

ライブや展示会の空間演出として

ライブ会場の展示会の空間演出としてもデジタルサイネージが利用されています。

屋外用ディスプレイは天候が悪化しても耐えられるため、野外ライブの演出にも最適。

またインタラクティブ型デジタルサイネージによる体験型展示も人気です。

施設の案内・お知らせとして

施設案内やお知らせとしてデジタルサイネージを導入している施設が増えています。

とくに商業施設やアミューズメント施設の場合、利用者のニーズに応じて表示を変更できるインタラクティブ型が案内板代わりによく使用されています

移動型広告として

アドトラックのような移動型デジタルサイネージも宣伝効果が大きい利用方法です。

街頭広告の場合、何度も目にしてもらえる反面、近隣への影響を考慮して無音映像に限定されることも少なくありません。

移動型のアドトラックは音と映像の両方を流しながら走れるため、狙ったエリアでインパクトのある広告が打てます。

移動型デジタルサイネージならwest pointへ!

移動型デジタルサイネージをお考えなら、ぜひウエストポイントへ!

LEDビジョンタイプのアドトラックで、音と映像を使った大迫力のPRを打てます。

  • 一日から利用OK
  • データがあれば即日運行が可能
  • 歩道側のビジョンがリフトアップするため、野外イベントの即席モニターとしても使用可能

 

アドトラック導入までの流れは以下のとおりです。

  • 打ち合わせ
  • 見積書の提出
  • 運行時間やルートの決定
  • 広告素材の入稿
  • 運行開始

ご相談は無料です!ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

最後に広告の効果についてはこちらの記事に詳しくまとめてありますので、参考にしてみて下さい。

関連記事:広告効果の測定方法と効果が出ないときに見直すべきポイント

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この記事を書いた人

西川 元貴

西川 元貴

愛知学院大学経営学部卒業後、24歳で独立。アドトラック事業をスタートし、東京・名古屋・大阪を中心に展開。
その後LEDビジョンレンタルを中心としたイベント事業もスタート。

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