動画広告は急拡大中!6種類のメリットとその作り方について
動画広告の市場は拡大中
かつて広告といえば看板広告やビラ・チラシが一般的でしたが、現在は動画広告を想像する人が多数派です。これまで動画広告と言えばテレビCMぐらいでしたが、YouTubeなど、視聴媒体が多様化したことで、動画広告も比較的打ち出しやすくなっています。テレビCMほどコストがかからないところも動画広告のメリットです。今回はそんな動画広告のメリットと気になる作り方について紹介します。
動画広告の市場規模
コロナ禍を機に「おうち時間」の増加など、消費者行動の変化が見られ、日本の動画広告市場は拡大傾向にあります。サイバーエージェントの調査によると、2020年には2,954億円だった動画広告市場は、2021年にはわずか1年で4,205億円にまで達しました。今後も拡大傾向が続くと予想されていて、3年後の2025年には1兆円に到達するという見方もあります。需要が高まっている動画広告市場は、まさに今が打ち出すタイミングと言っても過言ではありません。
今後の市場予測
これまでの動画広告といえば音楽や芸能など、エンターテイメント関連の広告が主流でした。それも現在は市場規模拡大にともなってジャンルを問わず、さまざまな広告主やブランドが動画広告を出稿しています。今後はさらにジャンルが多様化していくでしょう。また、動画から商品購買までの流れをスムーズにする機能が強化されることで、今後は動画からより簡単に商品やサービスが買えるようになっていくはずです。このように動画広告市場が拡大するにつれて、クリエイティブのクオリティは全体的に上がっていくとも予想されています。
6種の動画広告とそれぞれのメリット
動画広告と一言で言っても種類はさまざまで、タイプによってメリットは異なります。ここではWebとそれ以外の場所で見られる動画広告を3種ずつ紹介し、それぞれのメリットを解説します。
Webでの動画広告3種類
スマートフォンやパソコンで視聴できる、Web動画広告は大きく分けてインストリーム、インバナー、そしてインリードの3種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
【インストリーム広告】多数への認知度向上に効果有り
Web動画広告の中でも最も主流なインストリーム広告は、動画内の途中や再生前後で流れる広告のことです。動画再生時に流れる広告はプレロール、途中に流れるものはミッドロール、そして終了後に流れるものはボストロールと呼ばれます。YouTubeやFacebookでよく見られる広告で、認知拡大には非常に有効です。費用対効果が高いことでも知られています。
【インバナー広告】ターゲットを絞った動画広告
インバナー広告とは、バナーの広告枠に出稿できる動画広告のことです。多様なWeb媒体に広告を載せられるうえ、視聴者がコンテンツを見ていなくても自動的に流れるため、インストリーム広告ではリーチできないユーザーにも訴求できます。また、ターゲットを絞り込んで出稿できるのもインバナー広告のひとつの特長です。ただし、インストリーム広告よりもコストがかさむ傾向にあります。
【インリード広告】ユーザーにストレスを与えない広告
インリード広告とはコンテンツの間に差し込まれている動画広告です。動画をスクロールをした時点で初めて動画広告が流れます。そのためインストリーム広告やインバナー広告と違って、興味を持たれなければスルーされてしまうおそれがあります。しかし、ユーザーにストレスを与えることなく、本当に見てもらいたい人にだけ訴求できる点はメリットとも言えます。企業のイメージアップにつながるかもしれません。
Web以外での動画広告3種類
ここからはWeb以外で視聴できる動画を3つ紹介します。動画広告の代表格であるテレビCMと街頭広告、そしてアドトラックそれぞれのメリットを改めて理解できます。
【テレビCM】マス広告の代表格
誰もが知っている動画広告といえば、やはりテレビCMでしょう。視聴者数は減少傾向にあるとはいえ、やはりテレビは多くの人が目にするメディアであり、抜群の認知向上力があります。大手代理店や一流の芸能人が携わることで、質の高い広告を期待できるところもポイントです。
【街頭広告】街中のシンボル的広告
繁華街やスクランブル交差点など、多くの人が行き交う公共の場所には、たいてい大きな電子掲示板が設置されています。信号待ちの間や歩行中に目に留めてもらうことで、認知度の向上を期待できるでしょう。不特定多数の人に一度にアピールできるのもメリットのひとつです。
【アドトラック】注目度抜群広告
最近注目を集めている動画広告として、アドトラックが挙げられます。LEDビジョンや電光掲示板を搭載して街中を走るアドトラックは、何と言ってもインパクトが抜群。見た人の記憶に残る広告活動が実現されます。エリアを変えてアピールできるため、不特定多数の人に認知してもらえるはずです。
5ステップでの動画広告の作り方
動画広告の種類を理解したところで、ここからは一般的な制作方法を紹介します。自分で広告を作ろうと考えている方の参考になるはずです。
【ステップ1】情報の整理
まずは動画制作を行う目的や、達成したい成果を明確にしましょう。この軸がなければ何を伝えたいのかわからない広告になり、当然のことながら良い結果を期待できません。目的を決めたらそれに合わせたターゲットを定め、表示する場所を決めましょう。
【ステップ2】メインメッセージを決める
次にターゲットに訴求するメインメッセージを検討しましょう。価格なのか、効果なのか、希少性なのか、打ち出したいポイントを定めておくと、メインメッセージも決まりやすくなります。
【ステップ3】全体構成の決定
メインメッセージが決まったら、次に動画広告の構成と脚本を作成しましょう。構成はイントロとメイン、エンド、そして行動喚起の4つを意識して考えます。冒頭では商品やサービスの概要を説明し、メインでは他にはない魅力をクローズアップ、結末の部分で購入する価値について解説し、購入を促してクローズします。ただし、これはあくまで一般的な流れであるため、構成案の作成に慣れてきたらアレンジしてみると良いでしょう。
【ステップ4】実際の動画を作成
構成案が固まったら、それに従った動画を作成します。ただ撮影するだけではなく、広告媒体に合わせて複数の動画サイズを作成したり、編集したりすることも大切な作業です。
【ステップ5】効果測定をする
動画広告を流して終わりにするのではなく、効果を測定してPDCAを回していかなければなりません。広告を見られた回数や視聴された回数、またそれをもとにユーザーが行動した回数は最低限見るべきポイントと考えます。結果をもとに低迷している場合は原因を探り、スポットで改善していくことで、広告の質は改善されるはずです。
動画広告の効果測定
ステップ5の効果測定の方法がわからないという方のために、ここではWeb広告とそれ以外の広告の効果測定方法を紹介します。
Web広告は視聴回数とCV数が測定可能
Web広告であればマーケティングツールなどを使って、簡単に効果測定をすることができます。1クリックあたりの広告費を算出するCPCや、クリックされた数の指標であるCDR、また広告を出稿したことでどれだけの成果を得られたかがわかるCVなど、さまざまな角度での効果測定が可能です。
Web以外では視聴率から効果測定
Web以外の広告、例えばテレビCMであれば視聴率から効果を測定可能です。アドトラックには視聴率という概念がありませんが、交通量調査や走行後の問い合わせ件数などから、ある程度の効果を知ることできます。
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動画広告の市場は今後ますます拡大する可能性が高く、参入するには今がまさにベストタイミングと言えます。そのなかでもまだ新しい分野であるアドトラック出稿はインパクトがあり、コストパフォーマンスも高いため、おすすめです。
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